2社目も営業職

最初に就職した会社が倒産し、次の会社は大手情報処理会社に就職しました。この会社も2部に上場すると言われていましたが、入社したときには既に店頭公開していました。
この会社でも営業職に配属されました。ここの営業は企業の電算部に、技術者の派遣を提案する営業でした。訪問販売とは違い、会社は紳士的な対応で、応接室での交渉は私にとっては自分にあった職種だと思いました。
営業活動は、朝礼が終ればすぐに外出し、終礼が終るまで事務所には戻れないとおいう習慣がありました。私は、自己管理として週一回の昼からは営業活動はやらないで、自分のしたいことをするようにしました。他の営業マンはパチンコ等をしたりしていましたが、私はビジネス書を読むようにしました。電車に乗って環状線をぐるぐる回ったり、大阪・京都を往復したりして、結局会社を辞めるまでの5年間で、500冊~1,000冊は読んだと思います。
ビジネス書といえば、やはり松下幸之助氏の本が多かったように思います。
”お客様のクレームは神の声”なんかは有名です。経営を経営学という学問にしていたのも印象的でした。そんな松下氏の著書のなかで、このような一節がありました。
“私がもし若さを取り戻せるなら、今まで築いた総てを無くしもかまわない”
当時の私が、まさにこの“何もないが若さだけはある”状態でした。
1社目は2部上場すると言われて倒産し、2社目は2部上場すると言われて、1部上場まで果たしました。こんな2社を経験できたのも自分にとって大きなプラスになると思い、独立することにしました。

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